高級筆記具は、メーカーによりさまざまな特徴を持っています。メーカーのサイトだけでは分かりづらい部分を画像と解説付きでご紹介します・イメージ、デザイン、カラーリング等から
あなたにぴったりの一本を探してください。きっと、見つかるはずです。
MONTBLANC モンブラン
- ”揺ぎない地位を誇る高級筆記具の最高峰”
- 1906年、ドイツ・ハンブルグの文具商クラウス・ヨハネスと銀行家のクリスティアン・ラウゼン、ベルリンのエンジニアであるヴィルヘルム・ジャンボアが、現在のモンブランの前身シンプロ・フィラー・ペン・カンパニーを設立し、スポイト式の万年筆を製作したことからモンブランの歴史は始まります。その後、1924年に製作されたモンブラン万年筆の名作とも呼ばれる、”マイスターシュテュック”は登場以来、不動の人気を誇っています。キャップヘッドに付される六角形の白いマークは”ホワイトスター”と呼ばれヨーロッパ最高峰の山モンブランに残る氷河を表し、ペン先にはモンブラン山の標高である「4810」が刻まれます。
PARKER パーカー
- “The Most Wanted Pen(世界で最も愛されているペン)”
- モンブランの歴史からさかのぼること18年前の1888年、ジョージ・S・パーカーがそれまで大きな問題となっていた万年筆のインク漏れを防ぐ、画期的なインク供給システムを発明、1889年に特許を取得したことから「パーカー」の歴史は始まりました。その後、1920年代に製作された”デュオフォールド万年筆”により世界中に知れ渡るメーカーとなりました。“The
Most Wanted Pen(世界で最も愛されているペン)”と呼ばれるように多くの人に好まれる一品が多くあります。
WATERMAN ウォーターマン
- ”クリップ付キャップ、カートリッジインクの親”
- 1883年、保険の外交員をしていたルイス・エドソン・ウォーターマンにより世界で初めて毛細管現象を応用しインク漏れしにくい万年筆”ザ・レギュラー”を創りだしたことからウォーターマンの歴史は始まります。
実はこの開発が、ルイス・エドソン・ウォーターマン自身のある経験にあったということがウォーターマンを選択する一つのポイントにもなっています。 大口契約の席上で、新品の万年筆を用意した彼でしたが、インクが漏れ出してしまい、新たな契約書を準備したもののライバルに先を越されてしまったという苦い経験から創造されたものです。
「優れた枝術と優れたデザインを融合させて、持つ人に表現する喜びを与える筆記具を提供すること」を理念にする彼は、その後”クリップ付キャップ”や”カートリッジインク”などこれまでの常識を覆す新商品を世に送り出した筆記具界の先駆者です。
Pelikan ペリカン
- ”1929年インクのトップメーカー”
- ペリカンの歴史は、1832年ドイツで絵の具の製造を開始したところまでさかのぼります。その後、1929年インクのトップメーカーとして世界中の評価を受け、筆記具の製造を開始しました。「魔の山」の著者トーマス・マンや「西部戦線異常なし」のレマルクなど多くの文豪がペリカンの万年筆を愛用する傍ら、高級モデルから普段使いの一本まで幅広いラインナップを持っているところからも幅広い支持を得ています。
更新履歴新着情報
- 2011年03月28日
- 各メーカー詳細を追加しました。
- 2011年03月28日
- CSSに書き換え、サイトを軽くしました。
- 2011年01月09日
- 本サイト:男の筆記具をオープンしました。